漁業用滑車のSUSとステンレスの違いは?分かりやすく解説します

漁業用滑車のSUSとステンレスの違いは?分かりやすく解説します

漁業用滑車にはSUSとステンレスが採用されていることが多く、当然ながら海水は金属を腐食させてしまうスピードが速いことにより、ステンレスが多用されていることになります。

SUSの場合は実際には100種以上もの金属が製造されていますが、漁業用滑車の場合はクロムやニッケルを含む素材で、耐食性や耐錆性、耐熱性や耐衝撃性に優れているので、漁船で使うには好都合な素材です。

逆に言えば普通の金属の場合は腐食を起こしてしまうだけではなく、強い力が加わった場合では、断線してしまう可能性もあります。

ステンレスとの違いはクロムやニッケルの配合率の違いになり、漁業用の場合はロープの構造による違いはあるものの、普通のステンレスよりもSUSの方が長持ちします。