漁業で使う「金剛打ちロープ」とは?普通のロープとの違いを調査
- 2024.06.20
- 漁具
金剛打ちロープと普通のロープには様々な違いがありますが、最も大きいものは構造上の違いです。
金剛打ちロープとは12本のストランドで構成された組紐ロープで、中心に芯があります。
よじれにくく、耐摩耗性に優れているのが大きな特徴です。
これに対して、普通のロープとは三つ打ちロープのことを指します。
三つ打ちは3本のストランドで撚られており、滑りにくく左撚りと右撚りがあります。
また強度も異なっています。
三つ打ちは強度に優れており、金剛打ちロープより強度は上です。
一般的に金剛打ちロープは、三つ打ちより約40%強度が低下しています。
そして用途も違います。
金剛打ちロープは漁業だけでなく、幕を吊り下げるときに使われたり大縄跳びにも使用されます。
一方普通のロープは、文字通り普通の生活のなかで広く使われています。
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