漁業で使う「金剛打ちロープ」とは?普通のロープとの違いを調査

漁業で使う「金剛打ちロープ」とは?普通のロープとの違いを調査

金剛打ちロープと普通のロープには様々な違いがありますが、最も大きいものは構造上の違いです。

金剛打ちロープとは12本のストランドで構成された組紐ロープで、中心に芯があります。

よじれにくく、耐摩耗性に優れているのが大きな特徴です。

これに対して、普通のロープとは三つ打ちロープのことを指します。

三つ打ちは3本のストランドで撚られており、滑りにくく左撚りと右撚りがあります。

また強度も異なっています。

三つ打ちは強度に優れており、金剛打ちロープより強度は上です。

一般的に金剛打ちロープは、三つ打ちより約40%強度が低下しています。

そして用途も違います。

金剛打ちロープは漁業だけでなく、幕を吊り下げるときに使われたり大縄跳びにも使用されます。

一方普通のロープは、文字通り普通の生活のなかで広く使われています。