船舶の「法廷備品」とは?違反した場合の処罰についても調査

船舶の「法廷備品」とは?違反した場合の処罰についても調査

法廷備品とは船舶を安全に航行したり、万が一の事故の時には大切な命を守るために必要な備品で、航行時には船舶に積載することが法律で定められています。

係船ロープやアンカーをはじめ、ライフジャケットや救命浮輪、信号紅炎、消化器、レーダー反射機などもあります。

目的地まで確実に移動するためのコンパスや海図、情報を得るためのラジオも必携です。

また、機器の修理や調整などに必要なドライバーやレンチ、プライヤー、プラグレンチも含まれています。

これらは自身を守るだけではなく、何らかの問題が生じた時に周囲の船舶に助けを求められる器具があるのも重要です。

もしも海上保安庁の巡視艇から法廷備品の提示を求められた際に、いずれかの不備があった場合には1年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処せられます。