錨の素材選びのポイントとは?耐久性の観点で解説します
- 2024.06.20
錨には使用する船舶の大きさに応じた規格が定められており、基準を満たした製品を選ぶ必要があります。 その上で様々な素材の中から、ベストな選択をしたいところです。 錨の素材は錆びにくく耐久性が高いステンレスが主流ですが、その他にも亜鉛合金があります。 表面には防錆剤やクロムメッキ、酸化被膜などを施し、錆にくさや耐久性を高めた製品も登場しました。 錨を使用するなら、やはり丈夫で長持ちする製品を選びたいと […]
錨には使用する船舶の大きさに応じた規格が定められており、基準を満たした製品を選ぶ必要があります。 その上で様々な素材の中から、ベストな選択をしたいところです。 錨の素材は錆びにくく耐久性が高いステンレスが主流ですが、その他にも亜鉛合金があります。 表面には防錆剤やクロムメッキ、酸化被膜などを施し、錆にくさや耐久性を高めた製品も登場しました。 錨を使用するなら、やはり丈夫で長持ちする製品を選びたいと […]
法廷備品とは船舶を安全に航行したり、万が一の事故の時には大切な命を守るために必要な備品で、航行時には船舶に積載することが法律で定められています。 係船ロープやアンカーをはじめ、ライフジャケットや救命浮輪、信号紅炎、消化器、レーダー反射機などもあります。 目的地まで確実に移動するためのコンパスや海図、情報を得るためのラジオも必携です。 また、機器の修理や調整などに必要なドライバーやレンチ、プライヤー […]
船底塗装は船舶の審美性や表面の強度に寄与するだけではなく、フジツボの付着を抑えるのも重要な役割です。 一方、船底塗装のポテンシャルを最大限に発揮するためには、施工を実施する時期も大切です。 雨天や高温多湿の時期は避けた方が良く、塗料の定着や乾燥を妨げてしまうだけではなく、仕上がりにムラができてしまうこともあります。 船底塗装に最も良い時期は、フジツボが発生する1か月前が良いとされています。 毎年5 […]
船底塗装は船の寿命を延ばすのに必要ですが、業者に依頼すると相応の費用が発生するのがネックです。 自分で船底塗装をすることは、実は不可能ではありません。 手間はかかるものの、自分で船底塗装をすると費用を節約できます。 自分で船底塗装をするには、船を陸に揚げることが前提です。 作業手順は船底の洗浄に始まり、塗料を付着させたくない部分の養生、塗料の塗布が基本となります。 最初の洗浄は特に重要で、汚れ落と […]
フジツボは船舶の底面など平坦な箇所を好んで生息し、一度付着すると簡単には取ることができません。 船舶の表面の素材にダメージを与えるだけではなく、スクリューやスラスターなどに付着することがあれば航行にも大きな影響を与えてしまいます。 昨今では新素材の塗料が登場しており、あらかじめ船底塗装を施すことでフジツボの付着を防止することが可能です。 一時期主流になった亜酸化銅を混合した船底塗装では効果が見られ […]
ロープ滑車の使い方はとても簡単です。 滑車にロープを引っ掛けて重たい物を持ち上げます。 滑車を用いることで本来持ち上げるのが難しい物でも簡単に持ち上げることができます。 その分滑車とロープには負荷がかかるので、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスを行う必要があります。 消耗している部分がある場合は部分的に交換して、がたついている場合はネジを増し締めします。 ロープは消耗しやすいので使い終わった […]
漁業用滑車にはSUSとステンレスが採用されていることが多く、当然ながら海水は金属を腐食させてしまうスピードが速いことにより、ステンレスが多用されていることになります。 SUSの場合は実際には100種以上もの金属が製造されていますが、漁業用滑車の場合はクロムやニッケルを含む素材で、耐食性や耐錆性、耐熱性や耐衝撃性に優れているので、漁船で使うには好都合な素材です。 逆に言えば普通の金属の場合は腐食を起 […]
ワイヤクリップの選び方は、使用するロープ径に合わせたサイズの製品を選択するのがベストです。 ワイヤクリップの径が小さければロープを通すことができず、逆に大きすぎればロープが固定しにくくなるなどの問題が生じることがあります。 航海に出てから合わないことが発覚しても遅いため、事前に選び方を踏まえてワイヤクリップを用意しておきたいところです。 最もおすすめなのがステンレス製の製品で、強度を持ちながらも錆 […]
小型の水中ポンプは必ず必要という訳ではありませんが、あったら役立つシチュエーションもあるので積んでおいて損はないです。 小型の水中ポンプにはある程度の揚水能力がありますし、船底にたまった海水や汚水を船外に排出することができます。 小型の水中ポンプは操作方法がとても簡単なので、難しい操作や専門知識は一切必要ありません。 本体横のレバーを押しながら下に押すだけでOKなので、力がない人でも問題ないです。 […]
船上では様々なシーンでロープを使用するだけではなく、必要に応じてカットすることもあります。 しかし、そのままでは先端がほつれてしまい、それが広がると乱雑になってしまうのに加えて、本来持っていた強度が損なわれてしまいます。 そこで船上で素早くスパイキを使用してカットしたロープの先端を整えることで、ほつれを防止します。 まずはロープの開始点を決め、中央にスパイキを挿入し、その隙間にもう一方の先端を通し […]